ワクチン接種後の死亡事例「919件」は、なぜ

厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症の予防ワクチン接種後の死亡事例が7月30日までに「919件」に上っていることを明らかにしました。8月4日開催されるワクチンの副反応を検討する専門家の合同部会に報告されました。

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最近では、中日ドラゴンズ木下雄介投手(27)が6月28日に球団親会社の職域接種を受け、1回目のワクチン接種日から8日後の7月6日、トレーニング中に意識を失い、入院後で亡くなりました。

 

死因等は非公表でしたが、週刊新潮(8月5日号)は心臓周辺に問題が発生していたと報じています。

 

接種後に会場で倒れて亡くなっている人や接種後、数日でなくなっている人などいろいろですが接種さえしなければ死亡したくても良かったと思われる人が多くいます。

 

今回はあなたにワクチン接種と死亡の因果関係についてご紹介いたします。

 

死亡事例「919件」のワクチン製造会社の内訳は?

 

  • ファイザー社製:912件(2月17日からスタート)

 

国内最初のワクチン接種は、米ファイザー社製を使用し医療従事者からスタートしました。その後、医療従事者が完了しないうちに65歳以上の高齢者がスタートしました。

 

  • 米モデルナ社製:7件(5月22日からスタート)

 

  米モデルナ社製は、東京オリンピックを目前に控え、ワクチン接種を推進する政府の方針で、防衛省が東京で行った集団接種会場で使われはじめました。その後、各職場で接種する職域接種でも使われ始めました。したがって件数も少ないです。

 

ワクチン接種と死亡との因果関係(ファイザー製828件)は!

厚労省のワクチン接種と死亡との因果関係を調査する専門部会は、7月30日までの死亡事例915件のうち、ファイザー製828件について死亡との因果関係を評価しました。

 

【死亡との因果関係の評価】

  • ワクチン接種と死亡との因果関係がある「α」:1件
  • ワクチン接種との因果関係がない「β」:3件

3.情報不足等によりワクチン接種と死亡との因果関係が解からない「γ」: 824件

 

ワクチン接種と死亡と因果関係は、先日初めて因果関係があるが1件でました。ないが3件、解からないが824件で、因果関係がわからないのが99%と圧倒的に多い結果となりました。

 

【死因原因】

1.接種によって心筋炎、心膜炎を発症する。

 

828人のうち最も多かった死因は心不全です。次に虚血性心疾患、肺炎、出血性脳卒中、大動脈疾患となっています。ファイザー製のワクチンは心筋炎を起こすリスクがあり、そのことは添付文書にも記載されています。

 

ワクチン接種によって心筋炎が生じると心臓が弱くなるうえに不整脈を合併することが多く血栓ができやすくなり、心筋梗塞脳梗塞などを発症しやすくなり、時に突然死も招きます。したがってワクチン接種が引き金になって発症し、突然死する可能性は否定できません。

 

2.接種によってサイトカインストームを発症する。

 

新型コロナウイルスの表面にある突起状の構造を持つスパイクタンパク質は、ヒトの細胞に侵入するときに使われます。一方、ワクチン接種後の人体内には、これと同じスパイクたんぱく質が作られます。

 

この細胞を異物と認識すると免疫細胞がサイトカインを分泌しますが分泌のバランスが崩れサイトカインストーム発症すると、血管や臓器に炎症を引き起こすと考えられます。コロナ初期の頃、コロナウイルス感染者が自宅で突然死亡する事例が多くありこの原因がサイトカインストームと考えられました。

 

実例に見るワクチン接種後の注意点は、なに!

 

  • ワクチン接種後1週間は、激しい運動は避けましょう。

 

ワクチン接種後の死亡事例の約7割が、接種から1週間以内に集中しています。注意したいのは、「ワクチン接種後の過ごし方」です。 

死亡者の事例を調べると気づくのは、中日の木下投手のように「運動」をしていて急変した人が多いことです。

 

中日の木下雄介投手(27歳)はワクチン接種8日目の7月6日、トレーニング室で休憩中に突然意識を失い、心肺停止状態で名古屋市内の病院に救急搬送され、入院後も意識不明の状態が続き、8月3日に亡くなりました。

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5月上旬に1回目のワクチンを打った73才男性は、その4日後にゴルフをしている最中に意識を失い倒れ、ドクターヘリで救急搬送されましたが死亡しました。死因は心筋梗塞とされました。

 

5月中旬には、1回目の接種から10日経過した67才男性がテニスをしている最中に卒倒し、心肺停止状態になってその後に死亡しました。

 

  • ワクチン接種後1週間は、トイレでの激しい「力み」は避けましょう。

 

運動と同様に、「力み」も危険を招きます。4月下旬に1回目のワクチンを接種した69才の男性は、その8日後の朝にトイレで意識を失いました。トイレに入って20分も出てこないので、家族が心配し確認するとトイレのなかで意識を失っていました。救急搬送するも男性は死亡し、死因は胸部大動脈解離と診断されました。

 

また47才女性が1回目の接種から5日後の早朝にトイレで心肺停止して、救急搬送されました。その後、死亡が確認され死因は肺塞栓と診断されました。

 

3.ワクチン接種後1週間は、働きすぎないようにしよう。

 

4月下旬に1回目を接種した44才女性は、その翌日に朝9時半から午後6時半まで勤務し、翌々日は午後4時から翌朝8時半までの夜勤をこなしました。だがその日の深夜、女性は別の勤務先で倒れているところを発見されて救急搬送され、その後死亡しました。死因はくも膜下出血でした。

 

まとめ

 

◎ワクチン接種後の死亡事例「919件」の内訳は、米ファイザー社製が912件で米モデルナ社製は、7件です。

 

◎米ファイザー社製ワクチンの接種後の死亡事例828件のうち、824件が「ワクチンとの因果関係は、わからない」です。

 

◎米ファイザー社製ワクチンの接種後の死亡事例828件のうち、3件が「ワクチンとの因果関係は、ない」です。

 

◎米ファイザー社製ワクチンの接種後の死亡事例828件のうち、1件が「ワクチンとの因果関係は、ある」です。

 

◎ワクチン接種によって体内の免疫系が発するサイトカインによって心筋炎や心膜炎が発症して心不全で死亡したり、サイトカインストームによって虚血性心疾患、出血性脳卒中、大動脈疾患で死亡しています。

 

◎ワクチン接種後1週間は、激しい運動は避けましょう。

 

◎ワクチン接種後1週間は、トイレでの激しい「力み」は避けましょう。