戸籍謄本ってなに!
「戸籍謄本」、あなたも何度か聞いた事がある言葉だと思います。私もよく聞く言葉です。でも、解かるように解説してくれ!といわれると自信がありません。
戸籍謄本ってなに!。解っているようで解ってない。私も戸籍謄本をとったことは、過去に数度しかありません。どの場面で取ったか記憶も定かではありません。はたして、戸籍謄本にはどんな事が記載されているのでしょうか?
そしてどんな時に必要とされるのでしょうか。今回は戸籍謄本についてご紹介いたします。
戸籍謄本には何が記載されている!
戸籍とは生まれてから死亡するまでの一生の記録(出生・婚姻・離婚・養子縁組・死亡)が書かれている身分証明書のことです。戸籍謄本には、夫婦とその子の記録が記載されています。
この戸籍が書かれた文書のことを戸籍謄本といいます。パスポートの取得や婚姻届けの提出の際、必要になります。
サンプルの野比のび太夫婦には子がいないので夫婦の記録が記載されていますので、項目ごとに説明していきます。
【本籍、氏名】
本籍:東京都練馬区月見台1丁目234番地
氏名:野比のび太
本籍とは戸籍が置かれている場所のことで出生地や実家が多いですが自由に選べます。のび太の場合は、出生地が東京都西東京市田無町で、前の本籍はここでしたが結婚して東京都練馬区月見台に新居を持ったので、本籍を東京都練馬区月見台にしたようです。
氏名は筆頭者の氏名で、筆頭者とは戸籍の一番最初に記載されている人です。サンプルの場合は、野比のび太が筆頭者です。
この戸籍には野比のび太夫婦の記録が記載されています。子供がいる場合は子供の記録も記載されますが、一緒に暮らしていてもおじいちゃん、おばあちゃんの記録は、記載されません。おじいちゃんとおばあちゃんは、おじいちゃんの戸籍になります。
【戸籍事項・転籍】
この戸籍は平成25年12月25日、東京都西東京市田無町1234番地から転籍し、新規に作られたことが記載されています。
【戸籍に記載されている者】
【名】のび太(夫)
父が野比のび助、母が野比玉子の長男で平成2年8月7日に生まれたことが記載されています。
【身分事項・出生、婚姻】
平成2年8月7日、東京都西東京市で生まれ、平成2年8月10日に父、野比のび助が出生届を提出したことが記載されています。
また、平成24年10月25日に源静香と結婚したことが記載されています。
【戸籍に記載されている者】
【名】静香(妻)
父が源義雄、母が源静恵の長女で平成2年5月5日に生まれた事がが記載されています。
【身分事項・出生、婚姻】
平成2年5月5日、東京都西東京市4321番地で生まれ、平成2年5月7日に父、源義雄が出生届を提出したことが記載されています。
また、平成24年10月25日に野比のび太と結婚したことが記載されています。
戸籍謄本のサンプル
まとめ
◎戸籍とは生まれてから死亡するまでの一生の記録が書かれている身分証明書のことです。
◎戸籍が書かれた文書のことを戸籍謄本といいます。
◎戸籍謄本は、パスポートの取得や婚姻届けの提出の際、必要になります。
◎戸籍謄本は、夫婦、子供の記録が記載されています。
◎祖父母が一緒に暮らしている場合、祖父母の記録は祖父の戸籍謄本に記載されています。