私のダイエットは、脳梗塞のリハビリから始まりました！

ダイエットは、難しいと思っている人が多いと思いますが実は簡単なんです。私が脳梗塞で右半身が不自由になり、車イスでリハビリーセンターに入院した時の体重は、身長１６４センチで７５㎏ありました。

ＢＭＩ＝体重㎏÷（身長ｍ×身長ｍ）で計算するとＢＭＩ＝７５÷（1.6４×1.6４）＝2８となります。適正体重は、ＢＭＩが２５以下となっていますから私の場合は、６６㎏以下となります。

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目標体重６５㎏の指令を受けてリハビリーセンターでの減量作戦が開始しました。７５㎏から６５㎏ですから１０㎏の減量となりました。

せっかく減量に成功してもちょっと油断するとリバウンドであっさり増量してしまいます。しかし私は、退院後５年間、現在まで６５㎏を維持しています。

今回は、簡単に減量する方法とリバウンドを抑える方法をご紹介いたします。

リハビリーセンターでのダイエットは、１週間で1㎏の減量が目標でした。私は与えられた朝、昼、夜の3食を食べて、午前1時間、午後1時間のリハビリをうけていました。

身体障害者の私のリハビリですから運動量としては、大した量ではありませんでした。もちろん汗などでませんし、テレビなどで見るダイエット番組での涙ぐましい運動には、ほど遠いものでした。

1週間に1回、月曜日に体重測定が行われていました。不思議なことに1週間で1㎏、確実に体重が減っていくのです。毎日、約140ｇずつ確実に減量している計算になります。

ここで初めてカロリー制限でのダイエットは、あまり苦労しないで出来ると思ったのです。カロリー制限ダイエットは、１日の必要カロリーよりちょっとだけ少なく摂取すると確実に減量していきます。

私は、このように毎日のカロリー制限で３ヵ月で10㎏の減量に成功しました。

それでは成人が１日に必要なカロリーの必要量は、どれだけでしょうか。厚生労働省の基準は、次の様になっています。

『日本人の食事摂取基準2010年版』より

表から私の1日の必要なカロリーは、2450kcalであることがわかります。一方、脂肪１ｇを燃焼させるには、7 kcalが必要ですから、1日、140ｇ減量するには、980 kcalの削減が必要です。

したがって私の1日の摂取カロリーは、2450kcal－980kcal＝1470kcalとなります。リハビリーセンターに入院中、このカロリーで過ごしていたことになりますが特別つらいということは、ありませんでした。

食事は、食堂で食べますが1テーブルに4人座りで隣の人の食事が見えます。同じメニューでも隣の人のボリュームが私の3割増ぐらいになっているのが少々うらやましかった。

特にカツ丼やカレーライス、ラーメンなどのどんぶり物のときは、増量が極端にわかり、非常にうらやましかったです。でも苦労はこれぐらいでした。

もちろんお菓子などの間食は禁止でした。私は間食の習慣がなかったのでこれも苦ではありませんでした。同じ部屋で真夜中に「ボリボリ」と音をたてて間食をしている患者さんもいましが、その患者さんは、太っていました。

せっかく減量に成功してもその後、リバウンドで太ってしまうと苦労が水の泡となります。それを防ぐために私が取っている方法をご紹介いたします。

極めて簡単な方法です。それは、毎日体重を計る事です。毎日体重を計り、前日と同じならＯＫ。増えたら翌日の3食のご飯やおかず、間食の量を少し減らし元の体重にもどします。

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1日単位での減量は、これですぐに戻ります。でもこれが1週間、1ヶ月と長くなるほど大変になります。毎日、適正体重にリセット！これが肝心です。

私のダイエットは、脳梗塞のリハビリから始まりました！をまとめてみました。

・成人の適正体重は、ＢＭＩが２５以下です。ＢＭＩの計算は

ＢＭＩ＝体重㎏÷（身長ｍ×身長ｍ）で計算します。

・成人の1日に必要なカロリーは、性別、年齢、運動量によってちがいます。

・リバウンドを防ぐには、毎日、体重を計り、増えたらすぐに減量し適正体重にリセットすることです。

・リセットの方法は、3食と間食の量を少し減らすことです。

腹八分目を腹七分目にするくらいで大丈夫です。