幽霊の寿命は400年!果たして真相は?
私たちが今いる世界は、「この世」。死ぬと「あの世」に行きます。「どうせ一度は、あの世とやらに、落ちて流れて行く身じゃないかー」、演歌「流転」の1節です。
人は死ぬと肉体を捨て、肉体から抜け出した霊魂は、成仏してあの世にいきます。あの世は私達には見えません。でも死んだ人が幽霊(お化け)となって時々、我々の前に現れます。
では、幽霊(お化け)はどこにいるんでしょうか?成仏できずに、あの世にも行けず、この世にも戻れない霊魂が異次元の空間をさまよっているのでしょうか?
1万5000人以上の死者を出した東日本大震災。津波にさらわれ、一瞬にして死んで霊魂になった人々は、「私は死んだの?」という疑問をもっていることでしょう。
そんな霊魂が幽霊となって私たちに見えることがあるようです。
宮城県石巻市の石巻駅で乗せた30代の女性は、初夏であるにもかかわらずコートを着ていた。目的地を聞くと、大津波で更地になった集落だった。
「コートは厚くないですか?」とたずねたところ、「私は死んだのですか?」と答えるのでルームミラーを見ると、後部座席にはだれも坐っていなかった……。
災害や事故などで急に亡くなってしまった人は、こんな形で霊魂が現れる場合があるようです。これが幽霊といわれるものです。
そんな幽霊にも寿命があり、それは400年だそうです?果たして本当でしょうか?
今回は、そんな幽霊の寿命についてご紹介いたします。
我が町の「神様」には、幽霊が見えるぞ!
私は秋田県南の小さな田舎町に住んでいます。こんな田舎町には数人の「神様」といわれている霊能者がいるんです。神様は、原因不明な体調不良や不可解な出来事のアドバイスをしてくれるのです。
私の娘が小さいときに1時間ごとに「引き付け」の発作を起こして病院に行っても良くならないで、困り果て、知っている「神様」に駆け付けました。
さっそく、霊視してもらうと、むかし火災で焼死した人がのどが渇いて水を欲しがっている。ということでした。
早速、母親にたずねると、母親が子供のころ近所で火災があり、1家7人が焼死した事故があったそうです。当時は7人も焼死したということで、大事件だったそうです。
そこで神様に霊魂を供養してもらい、我が家の神棚にコップ一杯の水を上げ、その水を家の後ろを流れるきれいな川に流しました。
不思議なことにそれ以降、娘に「引き付け」の発作を起こすことは一度もありませんでした。
そんな神様には、どうやらこの世でさまよう幽霊が見えるようなんです。私の住む町は昔、銀山で栄えた町でした。しかし病や事故で多くの人が死んだようです。そんな故人を葬った古い墓地が今もひっそりと存在しているのです。
神様がその墓地に行くと多くの幽霊が見えるそうです。だから、あそこには絶対に近寄らない方がいいよ。と私に忠告してくれました。
なぜかというと、そんな幽霊たちはそこに来た人間の体に憑依(ひょうい)して、憑依された人は、幽霊の精神的、肉体的に影響をうけて不思議な言動、行動を取ってしまうようです。
私の知人がその近くをドライブしただけで憑依されて、神様に除霊してもらうまで大変な苦労をしたようです。幽霊は肩から入るようで憑依されている間、肩こりが尋常でなかったようです。
幽霊にも寿命があるらしいよ!でも幽霊の寿命は何年?
そんな幽霊にも寿命があるようですが、はたして何年!大阪在住のライター・井之上みことさんがツイッターに投稿して話題になっています。
20年ほど前から、関ヶ原近辺で多く目撃された落武者の霊が激減しれいるようです。20年前というと2000年になります。
関ヶ原の戦いがあった年が1600年ですから、400年で落武者の霊が激減していることになります。したがって幽霊の寿命は400年!
ということらしいです。
訳あってこの世に未練を残し、成仏できず、あの世にも行けずに異次元の世界をさまよっている幽霊も400年もすると霊魂のエネルギーがなくなってしまうんでしょうか。
7月26日は「幽霊の日」だそうです。昔の夏の風物詩は「怪談」でした。四谷怪談、皿屋敷、化け猫、などの様々な怪談がテレビや映画でやっていました。
子供の頃、夢中で見たものですが怖くてトイレに行けなかった記憶が蘇ります。でも今でも歌舞伎や芝居で「四谷怪談」を公演する時は、公演の無事を祈って西巣鴨にある「お岩さん」のお墓をお参りするそうです。
まとめ
幽霊の寿命は、400年!果たして真相は?をまとめました。
・人は死ぬと肉体を捨て、「霊魂」があの世に昇天するようです。
・事故や災害で瞬時に亡くなった人は、自分が死んだのが分からずに霊魂が成仏してあの世に行けずに「幽霊」として、この世を訪れる現象が見られます。
・20年ほど前から、関ヶ原近辺で多く目撃された落武者の霊が激減しているので幽霊の寿命は、400年の可能性があります。